このみ薬局
新年のごあいさつ
あけましておめでとうございます。
目の前の板橋不動尊では年末年始とかなりの賑わいをみせていました。一週間たち、今日あたりから護摩焚きも少なくなってきたのか少しづつ静寂を取り戻してきています。が、やはりまだお正月の余韻が残っています。護摩焚きの声が響き薬局の中まで聞こえてきます。お・・・今日はこんな感じか~としばらく聞き入ってしまうこともあります。なんだか落ち着きます。
今年はとても暖かい日が続いています。年末から咲いていたロウバイはまだ香りを漂わせてくれています。少し下を向き黄色い小さな花を咲かせます。とても可愛らしい花で私はだいすきです。
お正月3日間はお休みさせていただきました。
お節料理を食べながら、「見通しが良くなるようにすばすを食べよう!」とか、「たたかれても負けないようにたたきゴボウを食べよう!」とか、毎年同じような会話をしながらも、やはり日本人のこの感性はとても素晴らしいものだなと感じずにはいられません。
そうそう感じながらも、美味しいお酒がすすみ、ついつい食べ過ぎてしまいました。今は反省と共に食事量を減らしています。よく噛んで。まずは増量気味だった体重をもとに戻さないとね・・・
以前に書いたかもしれませんが、漢方薬は漢の時代にできた薬方です。
その漢方薬の教科書、傷寒論。
この傷寒論の序文がまたいいのです。
序文を年始に読むといいよと家族に勧めらました。年始からかと思いつつも、読んでみると、やはり、背中が伸びます。
漢方医学の世界は傷寒論にはじまり、傷寒論に終わる。この言葉は先人からずっと言われてきていたものです。
私もそうありたいと感じたお正月でした。
今年度も背筋をのばして、精進してまいります。宜しくお願いいたします。