このみ薬局
咳!
久しぶりの更新になってしまいました・・
9月1日!!!終わりました!夏休み!長かった~。この夏休みの間は、子供達がウロウロし、お客様にもご迷惑をおかけしました。
「ママ~。おやつ~!!!」「ママ~。かゆい~!!」など、様々な言い分をひっさげて、次男が大きな声で薬局に入ってくるのです。
その後ろで長男がじ~っとこちらを凝視しています。きっと彼の指示なのでしょう・・・
さあ!ママの所に行って、おやつだって言ってこい!!!っと。
ですよね!仕方ない!!!おやつの時間だ!
おやつを渡し。しばし言い分を聞き、そして納得してもらい、二人を薬局からお外へ・・・
そんな日々がこの夏休みは続いていました。
皆さん、温かく見守っていただいていました。ありがとうございました。
我が家では、病院には基本行きません。先日次男が外遊びでおでこにかなりの外傷をおいました。その時は急いで病院へ行き、チクチク縫い縫いしていただきました。が、風邪や、体調不良は漢方薬一本です。
しかし、8月の台風がたて続いたあたりにから長男が咳をしだし、なかなか治まる様子がありませんでした。あれや、これややってもダメ・・・
う~ん。
一体なんなんだ。この咳は。喘息っぽいな~。なぜ治まらない・・・なぜなんだ~!!!!!!
と本を読み漁りは飲んでもらって、ちょっとはいい??ん?いい感じ?あ・・・・咳してる~。
ダメだった。
子供の対処は反応も早いけど難しいな~。改めて考えさせられました。
冷静に。何をやってない?
なにか見逃してない?
夢にも見てしまいました(笑)
結果・・・桂枝湯。咳、あっとゆーまに止まりました。
な~んだよ。桂枝湯!???え~え~~~~~!!!
桂枝湯。これは傷寒論に出てくる最初の薬方。桂枝湯に始まり桂枝湯に終わる。そうだよね。そうだったよね。
初歩を見逃す・・そして改めて勉強になりました。やっぱりすごいね桂枝湯。
子供で勉強なんて言ってしまうとどこかの誰かに怒られてしまうかもしれませんが、すごく勉強になるのです。
この息子が4歳くらいのときに右手の親指に大きな硬いイボができてしまったことがありました。
この時も様々な薬方をやりましたがしばらく正解が出せずにいましたが、けれどある処方2薬方で1週間でイボは皮膚に吸収されあっとゆーまに綺麗になりました。
正直。ビックリしました。そのくらい、大きなイボでしたし、吸収が早かった。
これもまた、すごく勉強になりました。
共通して言えることが、やはり、机上ではわからないことだらけ。実際にやってみないことには何も始まらないということです。飲んでみて、反応をみて、決定する。これをしないことにはわからないことだらけ、間違いばかり、治らない。
上の息子と下の息子では飲める薬方が違います。風邪の時。熱の時。お腹が痛い時。それぞれ異なります。
兄弟、子供であっても飲める薬方が全然違うのです。
そんなこんなで、今回のお咳騒動は無事、桂枝湯でした!というお話です。
皆さんも、桂枝湯。まずはご一服。あれも共に忘れずね!
では。では。元気に週末お過ごしください!