​漢方のはなし

少し漢方の話をいたしましょう。情報社会の現在では「漢方」を調べると様々な情報が出てくるかとおもいます。ここでは、難しい話ではなく、漢方っていったいなんだ??をお話したいと思います。

 

漢方とは。。。漢の時代に作られた薬方。それを「漢方」と言うのであります。漢の時代といいますと、歴史においては遥か、遥か、昔。

 

人々は知恵を絞り、不老不死の秘薬を求めさまようのです。

 

 

中国3000年の歴史とはよく聞く言葉でありますが、まさに、漢方も3000年の歴史を辿っているのです。

 

では、どのように3000年かけて、「漢方薬」ができたのでしょうか。

 

漢方薬の教科書。「傷寒雑病論」は張仲景(チョウ チュウケイ)によって著された書物と言われています。この傷寒論の序文には「私の一族は、もともと200人余りいたが、建安紀年(西暦196年)以来、10年経たないうちに、3分の2の人が死亡し、その7割は傷寒病(腸チフスの様な急性熱性病)が原因である」と書かれています。この腸チフスの様な症状に人々が襲われもがき苦しむなか、病を治すために何千、何万もの草根木皮を試し、試行錯誤していたものを、まとめ上げ、傷寒雑病論という実践書を作ったのではないでしょうか。そこには、想像しきれない様々な「想い」があったに違いありません。そして、腸チフスの様な病に立ち向かっていったのです。

みなさんご存知の通りこの時代の漢民族は非常に優れた才能と努力により、発展していったのです。

 

このように、昔、昔の、遥か昔より、漢方薬は一味の違いもなく現代まで受け継がれてきているのです。

 

なんとなく、昔から漢方はあったものなのかな~と思ったところで、提議いたします。

現代のような衛生状態も栄養状態も良くないなか、腸チフスの様な人類滅亡させてしまうかもしれないような病に漢方でたちむかっていった昔のお話。漢方で人々は生き残ってきたのです。では現代は何故こんなにも漢方薬の評価が下がってしまっているのでしょうか?

 

まずい、臭い、高い、長く飲まなきゃ効かない。

 

これは、今の日本がそうさせてしまっているのでしょう。

 

本来の漢方薬は、人類の知恵と努力と奇跡の集約であり、薬方の効果たるや、劇的、驚くべき効果を発揮するのです。

 

それにはやはり、「証」をつかまなくてはならないのです。

 

証とは、人の持つべき癖のようなもの。それは生活環境、性格、体調によって様々に変化していきます。

 

病は人間が生み出していくものです。その人の癖、「証」をつかむことにより、漢方は初めて効果を現すのです。

 

病気の名前では、決して証をつかむことはできないのです。現代医療で漢方が効果がないとすれば、その証をつかめていないからなのであります。漢方を使えていないと言ってしまっても過言ではありません。